事例

年間500回のイベント・パーティ実績の中から、
マックスパートのもつ豊富な運営ノウハウで実施した事例の一部をご紹介いたします。

col023_img1

2020年春、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大を受けて全国的に緊急事態宣言が発動されました。これに伴ってにわかに注目を集めるようになったのが、自宅にいながらにしてソーシャルディスタンスを保ってコミュニケーションをとれる、リモートやオンラインといった形態です。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が気になる最近では、リモート勤務やリモート会議だけでなく、専用ツールを使ってのオンライン飲み会を開催する人も増加しています。
オンライン飲み会は、実際に集まらなくてもソーシャルディスタンスを保って気軽に飲み会ができるという画期的なシステムです。しかし、オンライン飲み会をやってみた結果「意外と難しい」と感じた方もいるようです。
「オンライン飲み会でどのツールを使えばいいかわからない」
「大人数のオンライン飲み会をどのように開催・運営したらいいかわからない」
こういったお悩みを解消できれば、次回からのオンライン飲み会はきっと充実したものとなるはずです。そこで今回の記事では、オンライン飲み会ならではの仕切り方のコツ、オンライン飲み会におすすめのツールについてご紹介していきます。

オンライン飲み会で使うアプリ・ツールの選び方のポイント

オンライン飲み会に活用できるアプリやツールはたくさんあるものです。これまでビジネスで使われていたツールに加え、緊急事態宣言の発動以降には、ビジネスやコミュニケーションを円滑にすすめるための新たなツールも数多くリリースされています。
多くのアプリやツールの中から最適なものを選ぶためにはどのような点に注目すべきなのか、考えていきましょう。

1. 誰でも簡単に導入できるツールであること

オンライン飲み会で使うアプリやツールは、誰もが手軽に扱えるものを選びたいですね。
アカウント登録が必要なものや登録に条件が用意されているようなものは気軽に始めることができません。さまざまなツールを使っている人が集まるオンライン飲み会を開催するのなら、登録の必要がなくURL共有のみでつがなることが可能なツールを使うのがおすすめです。
LINEやFacebookなどで既につながっている仲間同士であれば、通話機能やビデオ機能を使ってすぐにオンライン飲み会を開催できます。

2. 大人数が同時接続できるツールであること

オンライン飲み会に使えるアプリやツールは、参加人数が限られていることがあります。
よく使われるツールのほとんどは複数人での対話が可能なので、3~6人程度であれば問題なく使えることがほとんどです。しかし、8人以上になると有料サービスを使用する必要が生じることもあります。
10人以上で集まるオンライン飲み会であれば、大人数でも対応できるようなツールを選びたいものです。

3. 画質や音質のクオリティが良いツールであること

オンライン飲み会に使うアプリやツールの中には、画質や音質があまりよくないものもあります。
ビジネスの場でウェブ会議に使われるようなツールであれば、音質や画質はかなり鮮明です。クリアな音質や画質でストレスなくコミュニケーションを取りたい方は、ビジネス向けのツールを使うのがおすすめです。
いくつかのツールを試して画質や音質を比べたり、ウェブ上の口コミを参考にしたりして、最適なものを選んでみましょう。

4. 時間制限の有無も要チェック

オンライン飲み会に使用できるアプリやツールの中には、制限時間が設定されているものもあります。
時間制限があれば、ダラダラと長時間オンライン飲み会を続けることなく決まった時間で終わらせることが可能です。その一方で、話が盛り上がった頃に終了となってしまい、物足りなさを感じることもあるかもしれません。
話が盛り上がることが予測される場合には、時間設定のないツールを使ってオンライン飲み会をするのがおすすめです。

オンライン飲み会におすすめなアプリ・ツール10選

ここからは、オンライン飲み会に活用できるアプリやツールをご紹介します。オーソドックスなビデオ会議システムから、オンライン飲み会に特化したアプリまでさまざまなものがあるので、ぜひチェックしてみてください。

1. Zoomの特徴とメリット

自粛期間のオンライン飲み会がたびたび「Zoom飲み会」と呼ばれていたように、定番のビジネスツールZoomはオンライン飲み会にもよく使われています。
Zoomは幹事のみがアカウントを持っていれば参加者の登録は不要で、URL共有だけで飲み会が始められます。もともとビジネスのために開発されたツールなので画質や音質がクリアで、快適に飲み会を楽しむことができるのが魅力です。Zoomにはチャット機能があり、テキストを送り合うことも可能です。
ただしZoomには40分の時間制限があるので注意しましょう。

2. Teamsの特徴とメリット

TeamsはMicrosoftからダウンロードできるオンライン会議アプリです。Teamsでグループチャットを立ち上げれば、気軽にビデオチャットをおこなうことが可能となります。
Teamsの良さは人数制限や時間制限がないという点にあります。長時間の接続が可能なので、ビジネスでオンライン会議やミーティングをしたあと、そのままオンライン飲み会に移行するといった使い方をするケースもあるようです。
Teamsはチャットの使用ができるほか、GIFアニメやステッカー、絵文字などを送り合うこともできます。

3. Google Meetの特徴とメリット

Google Meetは、Googleアカウントを使ってつながることのできるビデオチャットツールです。「G Suite」に登録することで誰でも簡単にオンライン飲み会に参加できるのが、Meetのメリットです。
Googleが提供するビデオ通話ツールと言えばGoogleハングアウトがありますが、hang outは近年サービスが終了することになっています。ハングアウトは最大8時間、10人までビデオチャットができるツールでした。これに対して、ビジネス向けに特化したMeetならベーシック版でも100人まで、G Suite Enterpriseに登録すれば250人まで参加可能です。

4. Skypeの特徴とメリット

Skypeは2003年にMicrosoft社によってリリースされ、全世界で愛用されているインターネット電話サービスです。
Skypeを使ってオンライン飲み会をするときには、まず参加者を友達登録してグループを作っておく必要があります。グループができていればURLを共有するだけで複数人の参加ができるので、気軽にオンライン飲み会を楽しめます。
Skypeはパソコンだけでなくスマートフォンからも利用できるので、誰にでも使いやすいツールを探している方におすすめです。

5. FaceTimeの特徴とメリット

FaceTimeは、iPhoneやiPad、MacBookなどで使えるコミュニケーションツールです。Appleの端末に標準搭載されているので登録などの必要はありません。Appleユーザー以外はつながることができないというデメリットはありますが、使いやすいツールとして注目を集めています。
FaceTimeは一度に32人まで通話可能なので、大人数のオンライン飲み会を開催したいときに最適です。また画質や音質がよく、撮影機能やエフェクト機能などさまざまな機能が搭載されているのでスマートに使えます。

6. LINEの特徴とメリット

現在多くの人が利用しているコミュニケーションツール「LINE」でもオンライン飲み会ができます。
普段使っている通話ツールをビデオ通話に切り替えるだけでOKという手軽さが、LINEを使用するメリットといえます。LINEグループを作っている人であれば、そのまま複数人でつながることもできます。
LINEのグループ通話の画面表示は、スマートフォンで4人まで、パソコン版で16人までとなっています。ただし、一般的なビジネスツールに比べると画質や音質はそれなりです。

7. Remoの特徴とメリット

Remoはオンラインでパーティーを開催するようなイメージで楽しめるツールです。画面のデザインも、華やかなパーティー会場をイメージしたものになっています。
Remoの参加上限はなんと800人となっており、1つの卓には6人までつくことができます。どの卓に誰がいるのという情報を共有できるので、最初についた卓を離れて別の卓にいる人と話をすることも可能です。
Remoのオンライン飲み会では幹事が参加者全員の画面をジャックできるシステムになっています。あいさつをしたり、席替えをしたりと幹事から自由に指示が出せるので、使いやすいと好評です。

8. Housepartyの特徴とメリット

Housepartyは2016年にリリースされたアプリケーションで、Facebookでつながっている家族や友人とオンライン飲み会をしたい方に最適です。
ビデオチャットに参加するためにはまずユーザー登録をし、続いてFacebookと連携させる必要があります。
Facebookでつながっている人だけでなく、つながっていない人ともチャットができるのがHousepartyの特徴です。グループ内の誰かが友達申請していればビデオチャットに招待できるので、友人の友人とオンラインで会話が楽しめるのです。オンライン飲み会をきっかけに知らない人との交流の幅を広げたい方にはピッタリのツールといえるでしょう。
ただし、FacebookのアカウントがなければHousepartyに参加することはできません。

9. Netflix Partyの特徴とメリット

動画配信サイトNetflixが提供するNetflix Partyもオンライン飲み会に活用できます。
Netflix Partyの最大の特徴は、Netflixの動画を見ながら通話ができるという点にあります。ただし、ビデオ通話はできず音声通話のみとなっているので注意が必要です。
参加方法は、まず主催者が動画を選んで「Start the Party」というボタンをクリックするだけ。取得したURLを参加者に知らせることで、動画を共有しながらの通話ができるようになります。
仲のいい人とともに、好きな映画やドラマを観賞しながら会話をすれば、とても楽しいひとときになるはずです。

10. たくのむの特徴とメリット

たくのむは、オンライン飲み会専用ツールとして2020年3月に新規リリースされました。参加上限が7人以上で、8人以上の場合には有料での参加が可能となります。
幹事が飲み会ルームを設置して参加者に共有するだけでつながることができる気軽さがたくのむの魅力です。たくのむにはチャット機能がありテキストやURLを共有できるので、画面でのコミュニケーションだけでなく文字のやりとりも楽しんでみましょう。
また、カメラエフェクトアプリ「Snap Camera」をインストールしてパソコンからつなげば、顔や背景の加工もできます。

たくのむ

https://tacnom.com/

大人数でも大丈夫!大人数開催でもしっかり運営する方法とコツ

オンライン飲み会はときに大人数になることもあります。メリハリのあるオンライン飲み会にするためにも、いくつかのコツをおさえておきましょう。

1. タイムテーブルを設定し、共有する

オンライン飲み会をなんとなく始めると、ダラダラしてしまいますしお開きのタイミングもつかみにくくなります。スマートなオンライン飲み会を開催するためには、タイムスケジュールを設定しておくことが重要です。
集合時間や乾杯のタイミングをはじめ、トークタイムやレクリエーションタイムなどを時間割のような形に配置して予定表を作っておけば、メリハリがつきやすくなります。また、タイムテーブルがあれば途中参加する人にも状況がすぐに把握でき便利です。
「離席や離脱がしにくい」、「終了のタイミングがつかみにくい」といったオンライン飲み会のよくあるお悩みも、タイムテーブルを用意していれば解決できます。

2. グループ分けをするのも有効な方法

人数が多いオンライン飲み会は、多くの人が一度にしゃべるので声がかぶって聞き取りにくいという難点があります。聞き取りにくさを解消しようという思いから多くの人が聞き役に回ってしまい、結果的に1人か2人のみがしゃべり続けるような飲み会になることもあるかもしれません。
こういった状況を打開するためには、数人ごとのグループや部屋割りを用意するのが効果的です。いくつかのテーブルを用意する飲み会のようにグループを設定すれば、会話がしやすくなります。多くの人との会話を楽しみたい場合には、途中で席替えをするとよいでしょう。

3. ミュートのタイミングを共有する

たくさんの人が一度にしゃべってしまい、まとまらないオンライン飲み会になってしまうケースは少なくありません。全員がそれぞれに声を発すると、誰が何を話しているのかが把握できないまま時間が過ぎてしまうことになります。
多くの人が1つのトークルームやURLに集合するときには、しゃべる人以外は消音にするなどの工夫が必要です。
たとえば、乾杯の発声やオンライン飲み会のルール説明をするときには幹事のみがマイクをオンにし、あとの人はミュートにしましょう。ポイントは、オンライン飲み会が始まる前にミュートのタイミングを周知しておくことです。集合するトークルームではミュート、その後グループに分かれたらマイクオンというルールを前もって徹底しておけば、オンライン飲み会をスムーズに進められます。

4. 一時離席をOKにしておくのがおすすめ

オンライン飲み会では全員がつながっているという意識が生まれるため、一時的に席を外すのが難しいと感じてしまう方もいます。
しかし在宅での飲み会は、家族に呼ばれたり電話が来たりといった用事が発生することがあるものです。もちろん、トイレに行くために離席することもあるでしょう。場の雰囲気を和らげるためにも「用事があるときには一時的に離席しても問題ない」という旨を事前に周知しておきましょう。

5. 会話に入れていない人にも配慮する

複数人が参加するオンライン飲み会では、一部の人で話が盛り上がり、会話の輪に入れない人が出てくるケースもあります。こういった状態が続くと、参加者に「せっかくオンライン飲み会に参加したのにつまらない」という思いを抱かせてしまうことになります。
オンライン飲み会の幹事は、すべての人がトークに参加できているかをこまめにチェックしましょう。大人数の飲み会では、数人ごとのグループに分けるなどの工夫が有効です。グループでの会話をサポートするために、トークテーマを指定したり、レクリエーションを取り入れたりするのもおすすめです。

6. チャット機能を上手に活用する

オンライン飲み会のアプリやツールには、文字入力のチャット機能がついているものもあります。チャット機能はオンライン会議には欠かせないものですが、オンライン飲み会でもチャットをレクリエーションや交流に役立てられます。
たとえば、幹事が出したクイズや問題に対して参加者がチャットで答えるようなレクリエーションを展開すればかなり盛り上がるものです。「○○といえば?」というお題を出し、全員が回答を揃えるような遊び方もあります。しりとりや山の手線ゲームのような他愛のない遊びでも、オンラインチャットでやってみると意外と楽しめます。
アイディアを持ち寄って、すべての参加者が楽しめるようなレクリエーションを展開してみましょう。

オンライン飲み会開催にあたっての注意点

1. データ通信量に配慮する

オンライン飲み会ではビデオ通話システムやビデオチャットツールをつなぎっぱなしにするので、データ通信量が大きくなるという問題があります。オンライン飲み会に参加したことが原因で、データ通信量がいっぱいになってしまうのは困りものです。
オンライン飲み会を開催するときには、参加者が通信制限に引っかからないかを確認しておきましょう。自宅にWi-Fi環境が整っている参加者同士であれば、気兼ねせずにオンライン飲み会を楽しめます。

2. 電波状況(Wi-Fi状況)を事前に確認しておく

オンライン飲み会ではデータ通信量だけでなく、電波状況にも注意する必要があります。
電波が悪い状態でオンライン飲み会に参加すると会話が途切れてしまったり、映像がブチブチと切れて見づらくなってしまったりすることがあるのです。せっかくオンライン飲み会に参加したにもかかわらず、電波状況の悪さが原因で途中退席することになってはつまらないですよね。
オンライン飲み会の開催にあたっては、参加者の電波状況を前もって確認しておくことが大切です。

3. イヤホンやヘッドホンの有無を確認しておく

一般的なオンライン飲み会はイヤホンやヘッドホンがなければ参加は難しいものです。1対1の通話であればスピーカーでも参加できますが、複数人が参加するビデオ通話やビデオチャットツールはイヤホンやヘッドホンがなければうまく会話が聞き取れません。
イヤホンだけであれば安価で購入できるので、オンライン飲み会に参加するときにはぜひ用意しておきましょう。よりクリアな音質を求めるのならヘッドホンがあるとよいでしょう。また、イヤホンとマイクが一体化したヘッドセットを用意するのもおすすめです。

4. 家族や近隣住民に配慮する

オンライン飲み会が盛り上がりすぎて大騒ぎしてしまうと、家族や近隣住民に迷惑がかかる可能性があります。このあたりは、一般的な宅飲みと共通する問題といえるでしょう。
オンライン飲み会をするときには騒ぎすぎないよう、参加者それぞれが心がけたいものです。また、遅い時間の開催を避けることも重要なポイントといえるでしょう。

5. 飲みすぎに注意!

こちらも、オンライン飲み会と通常の飲み会に共通する注意点です。どんな飲み会であっても、飲みすぎてしまうと周囲に迷惑がかかることがあるので十分気をつけたいですね。
オンライン飲み会は飲食店などを利用するのに比べてリーズナブルに開催できますし、時間の制限もありません。そのためついつい気が緩んでお酒を飲みすぎることもあるかもしれません。酔い過ぎてトラブルを起こすリスクを防ぐためにも、お酒は適量を心がけ、楽しく盛り上がることが大切です。

まとめ

オンライン飲み会開催のために使えるツールやアプリはたくさんあります。オンライン飲み会を目的として開発されたツールではなく、普段使っているコミュニケーションツールやウェブ会議用のツールでもオンライン飲み会を開催することが可能です。
オンライン飲み会は気軽に開催できるという良さがありますが、ダラダラとした雰囲気になってしまうという側面もあります。幹事が上手に仕切ったりタイムテーブルを用意したりと工夫をすれば、メリハリのあるオンライン飲み会になりますよ。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大防止のためには、ソーシャルディスタンスを保つことが重要です。ビジネスにおけるコミュニケーションの一環として、また気のおけない仲間との交流の場として、便利なツールを使ってのオンライン飲み会を楽しんでみてくださいね。

人向け オンライン懇親会プラン



休業のお知らせ
平素は格別のご愛顧いただき誠にありがとうございます。誠に勝手ながら都合により当面の間、休業とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願い致します。