事例

年間500回のイベント・パーティ実績の中から、
マックスパートのもつ豊富な運営ノウハウで実施した事例の一部をご紹介いたします。

事例3

固定概念を覆せ!
そのイベントは、
本当に社員が望むかたちですか?

はじめに

マックスパートの武田です。今回、お問い合わせいただいたのは、関東で約10店舗の美容室を経営する社長。会社の創業祭として、全社員を招いたイベントを例年行っているそうです。しかし、今年はいつも使っていたホテルの会場で予約が取れず、マックスパートへの問い合わせに至ったとのことでした。

ヒアリング

社長の要望に合う会場が提案できない…

お話をお伺いするうちに、要望として最初に挙がったのが「社員にステータスを感じてもらいたい」ということ。そのほか、盛り上がるイベント内容にする、コストを抑える、表彰式や追悼式も行う、などが続きます。そして、なによりの条件は「横浜駅近くの会場でなければいけない」というものでした。商業施設内にある美容室は閉店時間を早めることができないため、確実に全従業員が参加できるアクセスが一番大切とのことでした……。

ここでいきなり大きな課題にぶつかりました。昨年まで利用されていたホテルのような、駅からアクセスのよい会場をご提案できなかったのです。これでは、マックスパートのよさを伝える以前の問題です。とても難しい局面にありました。会場の制約を目の前に困難な状況でしたが、とにかく社長が考えられていた「ホテルでの開催」に負けないプランを提案したい、マックスパートの実力を知ってほしいと思いました。

一度声をかけていただいたからには、お客様にとってのベストを考えて、自分なりの提案をしたい。「当たって砕けろ」の気持ちで頭をひねりました。

ご提案

企画1

演出プランで勝負をかける。
「ステータス」を作りだせ!

社長は、イベントによって社員にステータスを感じてほしいという思いを大切にされていました。その結果が、昨年まで行われていた「ハイクラスなホテルでの開催」というチョイス。私はこれについて再考してみました。「確かにホテルは高級感がある。しかし、それが確実にステータスを感じることにつながるのか?」「社員の方々は、本当にそれを望んでいるのか?」と。
会社のイベントに参加して感じてもらいたい本当のステータスとは、「会社に大切にされている」と感じることではないでしょうか? ほかの会社にはないスペシャルな演出で、「この会社の一員でいられてよかった」と実感してほしい。それが今までにないステータスを感じてもらう要素になるのではないか、というのが私の出した結論でした。

企画2

社員が輝く会場づくりを

提案までにリサーチを進めたところ、参加者となる社員は若い方がほとんどで、当日は全員がドレスアップされるとのこと。おしゃれに敏感な美容師さんたちですから、いつも以上に素敵な衣装とヘアスタイルで決めてくるはず。そこで、着飾った社員の方々をより輝かせるために考えたのが、会場内の演出プランです。
まず、表彰式に向けて、受賞者の登場を華やかにする「レッドカーペット」や「ランウェイ」の設置を提案しました。モデルの気分を演出することができれば、きっと盛り上がることでしょう。さらに、例年賞状のみだったところを、トロフィーの授与を追加したり、シャンパンタワーで盛大にお祝いしたりするプランもご紹介。会場にはライトを使った演出をとりいれ、ワクワクできるようなにぎやかさをプラスします。
そしてもうひとつ、創業祭のおめでたい行事にふさわしい「鏡開き」も。和装で参加する社員の方がいらっしゃるとのことから、着物を着た方に協力いただければ、より一層華やかな演出になります。限られた時間でできる精一杯の演出を提案に盛り込みました。

結果

「純粋におもしろいな、と」

思いを込めた提案書を提出した後、社長からうれしいお返事が。「資料を見て、初めは何を言っているんだろうと思った。だけど純粋におもしろいな、と。社員が喜ぶなら、会場はどこでもいいんですよね。」とおっしゃっていただきました。
お客様のご要望を聞いてかなえようとするのは当たり前のことです。しかし考えるべきなのは、「お客様の望みは、そのお客様にとっての正解なのか」ということだと実感しています。

創業祭成功のポイント

その1

授賞者を喜ばせるレッドカーペットやランウェイの設置

その2

今までの人への感謝・そしてこれから頑張る人たちへ
の指揮アップ

その3

振り返りができそこで新たな歴史が作れる挑戦

お客様の考えが、本当にイベントの成功に直結しているのかということを突き詰めて考えたことが、よい結果につながりました。お客様のご要望と少し違っていても、そのご要望の裏側にどんな意図があって、どんな思いがあるのかを考慮することで、最終的にはだれもが望んでいたイベントにつながるのだと信じています。

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