ケータリング・パーティー専用ダイヤル
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年間500回のイベント・パーティ実績の中から、
マックスパートのもつ豊富な運営ノウハウで実施した事例の一部をご紹介いたします。
事例2
企業が懇親会を開催する理由はさまざまですが、大きな理由の一つに、社員同士の交流を深めたいというものがあります。とりわけ複数の支社や工場の間で普段の交流が少ない場合には、こうした機会は一層重要なものとなります。新人研修や戦略会議のようなイベントに比べてタスクが明文化できない分、環境や雰囲気づくりの果たす役割も大きいと言えるでしょう。今回担当させていただいたのは、まさしくこうしたイベントでした。
このたびクライアント様が、家族ぐるみの懇親会を計画したことには理由がありました。というのも、本社で働く社員に比べて、工場の社員には「仕方なく働きにきている」という姿勢がみられ、帰属意識の差が感じられたのです。二つの組織の間を行き来する機会も少なく、懇親会のような機会をつくらなければ本当の一体感は得られないのではないか、と懸念されていました。
これにはわたしたちも考え込みました。
普段顔を合わせているメンバー同士の交流を促進する、という通常の懇親会とは異なるのです。工場は工場、本社は本社で固まってしまっては、せっかくのパーティーに交流が生まれません。
企画1
わたしたちは、パーティー中に行われる、景品がもらえる抽選会に着目しました。普通の抽選会では当たった景品をひとり一人が引き換えるだけで、交流は生まれません。そこで本社と工場とでくじの枠を分けて、本社と工場で各1人ずつ同じ景品が当たるように設定しにました。さらにこの際、本社と工場の当選ペアにスピーチをしてもらうという趣向にすることで、必ず二つのグループの間にコミュニケーションが生まれるようにはからったのです。
企画2
懇親会のプログラムに組み込まれていた表彰式にも、交流を生み出す工夫をしました。多くの社員が表彰される人、つまり目標とすべき人に親しみをもてるよう、表彰される人の席を各テーブルに分散して配置したのです。遠くの誰かではなく、隣に座っている人が表彰されたとなれば、憧れやモチベーションの喚起につながり、さらに交流のきっかけも生まれやすいと考えたからです。
企画3
また、クライアント様とのご相談のなかで、懇親会に欠かせない料理にもひと工夫することが決まりました。壇上で社長がスピーチしたのちに、その場で実演料理が行われるのです。この実演料理は、社長から社員への感謝の意味がこめられています。この企画は功を奏し、社長が壇を降りてねぎらいの言葉をかけにテーブルに向かうと、社員たちの会話は次第に活気に満ちてゆきました。
はじめはぎこちなくても、いくつもの企画を通して工場と本社の間で会話がはずんでいったのです。
「もう一人の幹事」として
お手伝いさせていただきます!
幹事様にはたいへん喜んでいただき、「皆いつもの会より楽しそうだった」とお褒めの言葉までいただきました。
今回気付かせていただいたこと、それは、ただの「手配屋」になってはいけないということでした。言われたことをやる、というのは仕事の初歩に過ぎません。言われたことの背景にまで遡って、最も有効な企画を考えることが重要だったのです。
今回の例では、ただの「交流」ではなく、普段交わらない二つのグループの「交流を起こす」ための企画が必要である、ということが決定的でした。そのためには、常にクライアント様のお話を聞くこと、そして共に悩み、相談しながら企画を考えること、つまり、「もう一人の幹事」として考えぬくことが大事である――。
そのような発見を、このたびのクライアント様からいただきました。
その1
最大の要素は課題から落とし込んだテーマ。
テーマに合わせてイベントを作り上げることで、浸透度合いも倍増。
その2
テーマに合わせた演出・料理を取り入れることでコミュニケーションを充実。
イベントだけで解決はできない。次の日の仕事からかわるきっかけを。