事例

年間500回のイベント・パーティ実績の中から、
マックスパートのもつ豊富な運営ノウハウで実施した事例の一部をご紹介いたします。

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社内イベントにもさまざまな内容がありますが、最近、改めて注目されているのが「社員旅行」のあり方です。以前には定番となっていた社員旅行も、働き方の変化に伴い、参加者が集まりにくくなり、一時は開催数が激減していました。しかし、社内でのコミュニケーションアップが問われる時代となり、イベントとしての社員旅行が復活の兆しを見せています。では、なぜ今、社員旅行が見直されているのでしょうか? 社員旅行を通してそれぞれが感じるメリット・デメリットについて考えてみましょう。

社員旅行で得られるメリット

社員旅行の多くは、企業側が旅行費用を大きく負担し、日ごろの業務をねぎらいながら、リフレッシュを期待するために行われます。社員にとっては、旅行代金の自己負担がないか、もしくは格安で楽しめるという大きなメリットがあります。旅行という非日常の時間のなかで、普段の職場では見ることのできない、上司や部下、同僚の新たな一面を感じることができ、職場内の雰囲気も一新されることでしょう。企業側にとっては、社員同士の交流が深まり、コミュニケーションの向上によって、部署間の風通しがよくなるといったメリットもあります。

社員と企業、それぞれが感じるデメリット

以前は社員旅行を年中行事とする企業も多くありましたが、1990年代から実施を取りやめにしたり、頻度を減らしたりするところが増えています。時代とともにワークスタイルに変化があり、プライベートを優先させる社員が増えたことで、イベントへの参加率が低下したことも大きな原因です。旅先でも仕事の延長のように感じてしまう、団体行動が苦手といった意見が多く、また、自分たちで好きな旅行先が選べないといった旅行の内容そのものへの不満も少なくありません。一方、企業にとっても、社員全体が参加する旅行を企画すれば、一時的に業務が滞ってしまうというリスクがあります。加えて、経費がかかってしまうこともデメリットのひとつといえるでしょう。

社員旅行を企画する狙いとは

さまざまなメリットとデメリットがあるなかで、改めて社員旅行の価値が見直され始めたのは、社員旅行の目的をかつてとは別のところに定める企業が増えてきたからです。

これまでの社員旅行の目的は、日ごろの業務へのねぎらいの意味を込めた福利厚生の一環として行われていました。しかし、近年では、希薄になりつつある社内コミュニケーションの活性化を大きな目標として意識づけられています。

非日常の時間をともに過ごすことで、仲間意識や組織の一体感が向上し、イベントを通じて会社へのロイヤリティの向上も期待できます。単なる観光旅行ではなく、さまざまなコンテンツを組み込むことで人材教育の機会としても位置付け、総合的に組織力を高めるという狙いが置かれているようです。


社員が感じるデメリットを軽減するために

大きな期待を寄せて社員旅行を企画しても、実際に社員の参加率が低ければ効果も下がってしまいます。そこで、社員が積極的に参加をしたくなるよう、デメリットの解消にも取り組んでみましょう。例えば、旅行先をアンケートで選んでみる、団体ならではの珍しい企画を取り入れてみるといった工夫はいかがでしょうか? そのほか、知名度の高い人気講師を招き、特別セミナーを開催したり、キャンプやアウトドアのアクティビティや季節のスポーツを組み合わせたりといった取り組みもおすすめです。

新たな視点で社員旅行を企画する

「社員旅行復活の時代」とも言われていますが、ただ以前と同じような宴会メインの内容では、参加率が気になるところです。これまでの社員旅行のイメージとは違い、社員目線で楽しむ社員旅行を企画できるかが幹事の腕の見せどころといえるかもしれません。

そのなかで、会社組織としてのまとまりや人材育成を目的とし、企業全体の成長を願う建設的な意味合いをもてるよう、新たな視点で旅行を企画してみてはいかがでしょうか?

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