総勢600人の大規模な業界イベントも、細部まで質重視で万全のおもてなし｜ケータリング・パーティー宴会ネット

これほどの規模の案件を依頼していただいた背景には、実はクライアント様がリピーターだったということがありました。マックスパートとしては、以前勝ち得た信頼を今回失うわけにはいきません。続けてご利用いただくクライアント様の場合であっても、ニーズは刻々と変わるはず。その考えから、今回も細かく大会開催の背景を伺うことにしました。

すると、クライアント様の協会において、業界をとりまく環境の変化によって会員数が微減し、正会員による収入が減っているとのこと。したがってこのイベントはただの交流会ではなく、さまざまな会員がビジョンを共有し、活発な意見交換によって協会の存在意義を改めて確かめるための機会であってほしい……今回のイベントにおいて、クライアント様はそのような願いをお持ちであることがわかりました。
クライアント様の願いをかなえるために、私たちはまず、団体活性化、ひいては業界活性化につながるコミュニケーションを生み出すような会場作りを目指さなければなりません。

夕食会において重要なのはもちろん料理の質です。とりわけ今回の参加者は年齢層も高く、舌の肥えたお客様も多いと聞いていました。そこで今回は、年に一回の全国大会であることに着目し、日本各地の厳選したよい食材をふんだんに使い、季節感を出したぜいたくなメニューをご提案。季節感の演出によって大会の思い出を開催時期と結びつけ、料理を強く印象づけることをねらいました。

もちろん料理の内容だけではなく、その装いも大切です。団体の活気や勢いを反映するかのごとく、盛り付けや容器の大きさを強調するようにはからいました。また、せっかく各地の名産品を材料に用いたのですから、これも存分に生かしたいところ。食材のよさを紹介するPOPをそれぞれの料理に添えて、その盛大さを味わっていただけるようにしました。